スペイン

 

スペインがあるイベリア半島は、100万年以上前から人類が住んでいたと言われています。紀元前1万5000年の遺跡として、アルタミラ洞窟壁画が残っており、独自の文化も民族もあった地域です。ローマ帝国の時代に現在のスペイン語が形成されカトリックが主たる宗教として信仰されました。その後イスラム勢力のウマイヤ朝やムラービト朝を経て、レコンキスタと呼ばれるキリスト教国家による(キリスト教徒)領土の拡大のための再征服運動が起こり、数百年かけてイスラム勢力を追い返し、諸国の統合などを経て15世紀に現在のスペインに近い形に統合されました。

16世紀のカルロス1世とフェリペ2世の時代には「太陽の没することなき帝国と呼ばれ、いろいろな土地に侵攻し植民地がすることで領土を広げました。



アンダルシア地方

スペイン南部にあるアンダルシア州は、8世紀にウマイヤ朝(イスラム王朝)に征服され、15世紀末に最終的にスペイン王国に統一されるまで、イスラム王朝が残った地域でした。また、アンダルシアは闘牛とフランメンコの発祥の地で、コルドバ、グラナダ、セビリアなどに5つの世界遺産があります。

アンダルシア地方の都市のひとつ。グラナダ。有名なアルハンブラ宮殿があるところです。イスラム時代の街並みが残る丘陵の地区アルバイシンは、白壁の家が立ち並び道は迷路のように入り組んでいます。

かつてイスラム王朝ナスル朝グラナダ王国の首都だったグラナダは、イスラム建築の最高傑作とされ、いたるところでイスラム文化の影響を見ると同時に、キリスト教の大聖堂カテドラルもあります。

周りを山で囲まれた盆地地形。

グラナダ地方の南にはシエラネバダ山脈があり、山腹には小さな村が点在しています。村のほとんどは、白い壁の家なので、緑の山肌に白く見えるのが集落です。

(友達の家の庭の)奥の木は全部オリーブ。典型的な村の建物。

オリーブ

秋になると庭のオリーブが色づきます。緑色のオリーブと黒色のオリーブは種類が違うのではなく、緑色のオリーブが熟すと黒色になります。オリーブの木は大きくなるので、背が高いオリーブの木の収穫は梯子をかけて行います。収穫したオリーブは搾取してオリーブオイルにすることもできます。

私が住んでいたところにも大きなオリーブの木があり、家主さんから実は採っていいと言われたので、1日かけて収穫しました。オリーブで収穫してすぐに食べられる訳ではありません。普段口にしているオリーブは生だと思っていたのですが、収穫したばかりの本当の「生」のオリーブは、渋くて苦くてものすごくまずいです。

収穫したオリーブ(写真一番左)は、一つずつ丁寧に切り込みを入れて(写真左から2番目)塩水につけます。1日2回ほど塩水を新しいものに変える作業を2、3週間します。アクがとれたら瓶に好きなものと一緒に漬け込みます。写真の右から2番目はは、これからオリーブオイルに漬け込む準備をしている所です。(水につけることもできます)オリーブオイル漬けにする際に、少しずつ味を変えて、左から塩、唐辛子、にんにくを入れます。瓶詰めにした自家製オリーブの完成!(写真右)



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