世界の涯ての鼓動

『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 』などのヴィム・ヴェンダース監督の大人のラブストーリー。一般的なレビューはあまりよくないようですが、私は大好きです。

二人があった瞬間に惹かれあい、数日間共に過ごしたことで気づく求め合う心。

それぞれ仕事に命をかけていた２人ですが、恋に落ちるのは理屈じゃないのです。

それが本物だと思わせるジェームズ・マカヴォイとアリシア・ヴィキャンデル二人の雰囲気が素敵。

美しいノルマンディーの海辺で、愛しあう２人が美しい、愛おしい、素晴らしい。

前半はそんな二人の甘〜い大人のラブストーリーですが、そこから二人は水のない世界と水の世界へ旅立ちます。前半のラブストーリーから展開する後半はサスペンス、ぜひ劇場でご覧ください。

後半にジェームズが行くのが「水のない世界」がソマリアです。そのため、本作品のビザシールを「ソマリア」となっております。あまり馴染みのない国だと思いますが、ソマリアに関してはこちらをどうぞ。